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医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン を読んで

要約

「得手不得手」を科学的に噛み砕かれている

"得手不得手"という言葉があるように人は生まれ持って得意なこと、不得意なことを皆それぞれが持ち合わせている。

本書ではその言葉を解き明かすように、人が情報を得る過程の中で無意識的に得意とする手法の傾向について解説されている。

実際に自分がどの特性に該当するかということも簡単にテストで確認することができるので、自己理解の助けになる内容になっている。

認知特性を知ること

認知特性を理解するということは、自分という人物をうまくハンドリングできるようになるための強力な方法だと知った。

特性を理解することで、自分の個性を理解し、強みを発揮できる場所を見つけられるきっかけになる。

ちなみに自分の認知特性の傾向は、「視覚優位者:三次元映像タイプ」であった。思えばはじめてのことを覚えるとき、映像をもとに記憶する傾向が強かったからだ。

こんな風に本書を読んでいて、改めて自分の特性や傾向を知るきっかけを得ることができた。

自己分析にとってもとても役立つ内容になっていると思う。最近では、MBTIのような自己分析ツールがあるが、あれとはまた別で、本書では実際の医師の人が経験に基づいた科学的な説明がされているので、興味がある人はぜひ手に取って読んでみるといい。

本について

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