要約
- エフォートレス思考とは、シンプルにかつ頑張らないで、最大限の成果を生み出す思考法である
- 付け焼き刃のような応用の幅が効かせづらい直線的な努力ではなく、累積的な努力を身につけることで得た知識を一生モノにすることができる。
- 目的に対してアプローチは上限と下限を設けることで、達成がしやすい。ムラのある安定性に欠けるようなアプローチでは、進捗のコントロールが難しく、目的が未達になってしまうことが多い。
感想
本書ではとにかく物事をシンプルに、直線的に捉えることで、成し遂げたいことや課題を達成しやすいといった旨が書かれていた。
「複雑」、というものは何事も悪を生むものだと思う。シンプルであればあるほど、目の前の課題に対して取るべきアクションがはっきりと見えてくる。
これは目標設定にも言える。大層な目標を掲げたとしてそれが今すぐ実現可能なものなのか、あやふやな設定になってないかという着眼が必要で、
この過程をおろそかにしてしまうと、次取るアクションがコロコロ変わってしまう上に、本来の目的を見失ってしまうことになりかねない。
目先の課題や困りごとにどうしても目が行きがちになってしまうが、常に視点を張り巡らせ、本当に必要なものは何かということを考えることの重要性を知った。
本について